設備設計を志す皆さんへ
総合設備コンサルタントの描く未来
当社は本年創立50周年を迎えるに当たり、「2030中期ビジョン」として、新たに「パーパス」や「目指す姿」を掲げました。
新たな「パーパス」は、「よりよい未来社会を建築設備で創造する」です。現在、地球温暖化を始めとする地球環境問題、激甚化する自然災害、世界規模での感染症の流行など、様々な社会課題が顕在化してきています。私たちは、「建築設備」に関する高度な技術力で、これら様々な課題のソリューションに貢献していきたいと考えています。そして、国連の掲げるSDGsが実現された「よりよい未来社会」の創造を目指していきます。
そのために「持続的な成長」をし、「高い競争力」を持ち、「社会から必要不可欠」な存在となることを目指しています。
総合設備コンサルタントが考える設備設計とは
建物は、よく人間の体に例えられます。体全体の容姿を整えるのが「意匠」、骨や筋肉等で骨格を作り上げるのが「構造」、脳や臓器、血管、神経などを機能させるのが「設備」にあたります。どの分野が欠けても、建物そして人間として成立しませんが、建物をその用途を満たすように、あたかも生命体のように機能させるものとして、「設備」は必須のものと考えられます。
「設備」が、建物に空気・水・電気・情報を提供することにより、建物に命が吹き込まれ、生命体として「鼓動」を始めます。つまり、建物を「鼓動」させ、静的な無生物から、動的な生命体へと進化させるという重要な役割を担っているのが、私たち設備設計者です。
私たちが大切にしているもの
まずはお客様を始めとし、株主様や協業会社様など、社外ステークホルダーの方々との「信頼」関係を大切にしています。長年にわたり私たちを信頼し、ご発注いただいている多数のお客様がおられます。これらお客様を始め、ステークホルダーの方々との「信頼」関係は、創業50年の間に育んできた、何物にも代えがたい私たちの財産です。
二つ目は、「品質」です。売上や利益の拡大も大切ですが、これらは高い品質の業務をご提供することにより結果的についてくるものだと考えます。私たちは、ISO品質管理システムの実践を通し、高品質な業務の提供に努めてまいります。
三つめは、社員のみなさん一人一人が生き生きとモチベーション高く働くための「環境」作りです。当社は設備専業の設計事務所ですが、主たる経営資源は「ヒト」です。働き方改革への取組み、公正で適正な人事・評価制度、社員育成の充実、執務環境整備など、社員の皆さんが設備設計という創造的な仕事を高いモチベーションを持って行えるよう様々な環境作りを行っています。
総合設備コンサルタントで活躍する人材とは
当社では、設備設計のプロフェッショナルとして高い技術力と職業意識を有し、真摯にかつ誠実にお客様の課題をソリューションしている人材が活躍しています。
そのためには、日頃から技術を学ぶことに対する謙虚な姿勢を持つこと、自分の頭で考え創意工夫すること、勇気を出して「まずはやってみる」という行動に移すこと、「失敗」から学ぶこと、などが大切です。
また、設計作業は社内外のメンバーとの共同作業であり、チームワークが大切です。自分の役割を確実に果たしつつ、メンバー間のコミュニケーションを円滑に行い、よりよい設計品質の完成に向け、設計チームの一員として一体感、連帯感を持って取り組む姿勢が求められます。
難易度の高いプロジェクトに対しても、情熱とチャレンジングスピリッツ、そして設計を楽しむワクワク感を持って設備設計に取組んでいる人が、当社で活躍している設計者のイメージです。
設備設計を志す皆さんへ
当社は、設備専業の設計事務所です。設備設計のプロフェッショナル集団の一員として、様々なプロジェクトの設備設計に携わり、社会の課題解決に貢献するとともに、ご自身の設備設計技術者としての成長を目指したい方は、ぜひ当社に関心を持っていただければと思います。
皆さんとご一緒できる日を、心より楽しみにしています。
代表取締役社長
砂川 達也