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RECRUIT

社員紹介キャリア採用Vol.4

Profile

夏秋勇大郎

設計・監理本部
第2設計・監理グループ
技師(機械設備設計)
2022年1月入社

念願の
設備設計の仕事で、
お客様からの
信頼獲得を
目指す

夏秋 勇大郎

総コンに入社した理由

建物全体の
設備設計に
携わりたかった

前職は新卒入社した機械設備系のメーカーで、施工管理に携わっていました。しかしメーカーでの設計は、自社の機械設備が設置される範囲に限定されてしまいます。そこで「もっと建物全体に携われるような大きな設計をやりたい!」という思いが強まり、建物に関する総合的な機械設備の設計ができる会社への転職を決意しました。

様々な会社を見ていく中で、設備設計の分野では総コンが一番大きな会社だと知りました。大学院まで含めた6年間で人間的に大きく成長したと感じる部分が自分の中にあり、自分を成長させてくれた大学をはじめとする教育機関の設計をしてみたいという思いがありました。総コンは文部科学省の建物の実績が豊富だったので、この会社なら自分の思いを実現出来そうだと考え、入社を決めました。

実は、大学では建築系ではなく土木系の学科で勉強していたため、建物に関連する機械設備について学ぶ機会はあまりありませんでした。けれども、大学で水環境の研究をしていた経験があるので、これは今携わっている給排水設備の設計に関連しているなと感じます。

入社して感じた総コンの魅力

資格取得に対する
全体的なサポートが
手厚い

最終的な目標として、一級建築士の資格を取得したいと考えています。ところが、大学では土木系の学科に在籍していたこともあり、私の場合、そもそも一級建築士の受験資格がありません。この場合、受験資格を得るためには、まず建築設備士の資格を取る必要があります。前職で建築設備士の学科試験までは合格していたので、総コンに入社した後は製図試験からの挑戦でした。図面を描くのはほぼ初めてだったので、学科の勉強以上に難しく感じましたね……。

総コンは、資格試験に向けた社内勉強会の実施や、試験に合格した場合に資格学校の費用を全額負担してくれるなど、資格取得について手厚くサポートしてくれるのが大きな魅力です。

また、建築設備士は社内の半数が持っている資格なので、先輩方に勉強のことを聞きやすい環境も整っています!建築設備士の製図試験は、年々実務に近い内容を問われるようになっていますが、すでに資格を持っている先輩方に話したら「以前より問題の難易度が上がっている」と驚かれていました。一方で、実務で得た知識や経験が資格の勉強にも活かされるので、資格取得はメリットが大きいと感じています。

第2設計・監理グループでの
仕事内容

文部科学省などの
建物を担当
関係者との連携が
重要

現在私が所属する第2設計・監理グループでは、主に文部科学省と国土交通省の建物を担当しています。入社以来、私も文部科学省の案件に携わっています。

大学などの建物には歴史的な建造物も多く、改修の場合は外観を変えずに、内部の設備を現行法に準拠したものへ替えなくてはなりません。古い建物は換気設備が不十分であることが多く、新設するダクトが天井内にきちんと納まるかの検討も重要となってきます。

新築の場合も景観への意識が強いため、意匠設計やクライアント側のプロジェクトチームといった関係者との連携をスムーズに取る必要があります。例えば窓を大きくとることができれば、建物の景観は良くなりますが、その分日射による熱負荷も大きくなるため、空調機などの設備コストが大きくなってしまいます。
コストを抑えつつ最大限景観に配慮した建物とするために、意匠設計をはじめとする関係者全体と意見をすり合わせながら検討を進めています。

夏秋さんが考える設備設計の
仕事とは

設計はもちろん、
予算内で
納める調整も
腕の見せどころ

設備設計の仕事では施主や施工会社など、様々な立場の人とコミュニケーションを取ることが必要です。私は常に5W1Hを意識して、相手に必要な情報を整理して伝えるように心がけています。

また前職での経験上、電話だと相手が出られないケースが多いことを理解しているため、出来る限りメールを活用して文字に残る形で連絡しています。一方で、職人の方々は電話でのやりとりが基本です。電話での突発的な連絡の時こそ原則に立ち返り、「いつまでに何をしてほしいのか」を整理して伝えることを意識しています。

近年はZEB(ゼブ/ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を求められるケースが増えていますが、ZEBには相応の予算がかかります。お客様の要望を予算内に収めるための調整は、私たちの腕の見せどころです!

ただ、予算内に収めるためには何かを諦めなければばらないこともあり、お客様との交渉はマニュアル化出来るものではありません。たとえ言いづらいことでも、最初に話し合っておくことが大切だと思います。早い段階で懸念点を共有しておけば、その後の手戻りを防ぐことが出来ます。常に誠実なコミュニケーションを図ることが、お客様からの信頼につながっていると思います!

就活生・求職者への
メッセージ

やりたいことが
あるなら、
未経験でも諦めずに
チャレンジを!

長い社会人生活において、やりたいことが変化するのは珍しいことではありません。実際に私自身も建築出身ではありませんでしたが、新卒で就職した会社で仕事をしている中で、設備設計という自分がやりたいことを見つけました。設備設計の実務経験は乏しかったものの、自らの経験、スキルをどう活かせるかを考え、縁あって総コンに入社し、現在は設備設計の仕事に就いてやりがいを感じられています!

自分のやりたいことが明確にもかかわらず、「経験がないから」と諦める必要はありません。興味を持ったことには、それまでの経験、スキルをどう活かせるかを考えた上で、勇気を持って飛び込んでみることも大切です。設備設計に携わりたい方は、総コンで一緒に働きましょう!

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